感謝

ここ一ヶ月休みをとっていません。
この不景気に贅沢な悩みで、ご依頼主に感謝の一言です。

和歌山にあった設計料を心がけていますが、経営理念にあるよ
うに、それ以上の利益をご依頼主に提供するのが目標です。
忙しさで、それが疎かにならないかが、気を付けなければなら
ない点だと思っています。

それはさておき、家族をほったらかしでしたのでこれは
「まずい」と日曜日に、早く切り上げて温泉と食事に行ってき
ました。

と言っても、ラーメンを食べてから、かつらぎ町の「蔵の湯」
のコースですが・・・
 
 
Photo_2海南市で廃業した老鶴酒造の蔵を
移築したもので、大正6年の建物
だそうです。
今では無くなった、松の梁材がいい
雰囲気を醸し出しています。
掛け流しですし、人も少ないので
ゆっくり入れます。
 
 
私は独立前の事務所では、旅館とくに温泉や浴場の設計をする
機会が多かったので、建物が気になってしかたありません。

久々だったこともあって、穴が空くくらい見てきました。

あまり知られていませんが、木造の大規模施設で有名な一色建
築設計事務所の設計です。予算上か床がタイルなのが残念です
があとは目を見張るものがあります。

木造の大浴場といえば、青森の酸ヶ湯温泉の千人風呂などが有
名ですが、現在設計するとなるとかなりの勇気と知識が必要で
す。腐朽や法律的な問題など一筋縄では行きません。

実際、酸ヶ湯温泉は10年に一度大改修をするそうです、蔵の湯
は出来て6年ほどですが、これといった腐朽は見当たりませんで
した、やはり大空間であることと自然換気が良いのでしょうね。
考えさせられる建物であります。
 

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二種の神器

だれが見ても今後しばらくは、太陽電池などのエコ設備と長期
優良住宅が住宅界の二種の神器となるのは確実でしょう。

CO2の問題、世界的な不況の対策として国をあげての投資、
原油の高騰、様々な理由がありますが、正論ですので誰も方向
性に反対する人はいないでしょう。

しかし実際問題として、私は私のご依頼主には、派手なCMな
どに惑わされず「自分の思想」「ライフスタイル」「コスト」
にあった方法を選択して欲しいと願っています。

以前のいわゆるセールスポイントに「オール電化」というキー
ワードがありました。現在では、都市ガスの整備されていない
和歌山では新築の8割が採用しています。
全国的には7:3位のようです。

では3割のガスを選んだ人は、遅れているのでしょうか?

いいえ、今でも進んでガスを選ぶ人もいるのです。

ガスの方が料理がうまくできる?イニシャルコストが安いなど
いろいろなメリットもあります。

人それどれ、それがほんとの成熟した社会だと思いませんか?
 
 
 
Photoエコキュート いわゆるエヤコン
でお湯を沸かす温水器です。
省エネですが、老人二人暮らし
のような場合は採算性はないの
で注意です。
   
  
  
二種の神器はまだ発展途上です。例えば太陽電池は、今後5年
で飛躍的に普及していくでしょうが、住宅全体での5年後の採
用率が30%に達することはないでしょう。
特にローンで家を建てる方が非常に多いのに、採算性に金利の
視点が抜けています。

まあ「あると楽しそう〜でしょ〜」いわれると、それまでなん
ですけどね(^^;) 一応現状のお話はさせてもらっています。

次回から何回かに分けて、具体的に今まで採用してきた仕様
そして今後の仕様の展望について書いて行こうと思っています。

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愛着

夏になると恒例の庭でのバーベキューが開始です。
涼しい風が吹いてなかなか快適・・

庭を本格的に食事が出来るようにするのが目下の目標ですが
そんな事を考え初め、はや五年いつになることやら・・・

夜にはいつも愛用のガソリンランタンが登場するのですが、
よくよく考えてるとこのランタン20年くらい使っています。
 
 
1現在廃盤のコールマンの
クラッシックタイプ200番
オークションで最新の製品
より高く取引されているよ
うです。
  
  
 
ジェネレーターは交換しましたが今も現役です。
磨くとピカピカで新品のよう、ちょっと不思議な気分(^_^)
僕はだいぶ、おじさんになったのにね。

コレってもしかして一生もの?

コールマンは、ちょっと軟弱な「なんちゃって」アウトドアメ
ーカーかな?と思っていたのですが、結構見直しています。
安くて良く出来ているアウトドアのユニクロですね。

最近は、電池式のランタンをよくみかけますが、炎の暖かい光
は他には代え難いものがあります、それに手間がかかるところ
が、またよいのですよね。

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健康診断

ちょこっと健康診断をかねて一日入院の予定です。

はっきり言って結構元気なのですが、やはり40に近づくと
健康管理も大事かなと・・・

会社員だった頃は、政府管掌健康保険なので、オプション込
みで5万円位の人間ドックが1万円少しで受けられたので、
ずっと受けていたのですが・・・

自営業の現在は国保なので全額負担です、昨年は受けたので
すが、ハッキリいって個人負担としては結構な額ですよね〜
家族からは、その前にメタボをどうにかしろとの指摘も・・

以前は、市の抽選で補助金もあったのですが、制度改革で無
くなり非常に残念に思っています。やはりこの点は会社員や
公務員との差は大きいですね〜。
(市の健康診断だけじゃ〜ちょっと寂しい)

今回は、昔指摘を受けたことの経過検査を兼ねて色々調べて
もらうつもりです、これだと保険がきくので3割負担です。
「健康保険ありがたし」
 
 
というのも、私たち建築士の仕事である建築設計は遅咲きの
職業の代表的なものです。
スポーツ・数学・音楽・ITなど、若くして才能を発揮して
世間に認められるのに対して、建築設計は30歳40歳では若
造の世界で、60歳以降で力を発揮するということはまれでは
ありません。
 
 
Photo関西そして日本を代表する
建築家村野藤吾の代表作日生劇場
90歳を超えても創作意欲は落ちず
死ぬ前日まで仕事をしていたこと
は伝説となっている。
 
 
 
多くの経験を必要とすること、社会的な信用が必要なことが
関係しているのでしょうね。
なので、健康で長生きすることも才能の一つなのです。

こればっかりはわかりませんが、つまり一応がんばるつもり
なのです(^^;)

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2つの質問

最近、設計事務所や工務店のアピール合戦が激しくなって同じ
質問をよく受けるので、ブログで立場を表明しようと思います。


一つはどうして建物の性能を積極的にアピールしないのか?
(雑誌で一応はしているのですが、よく聞かれます)

これこれの材料ですばらしいですとか、こんな性能で良いので
すとアピールするのは、基本的にはハウスメーカーや工務店の
手法です。
例えるならプリウスは、燃費が良くエコなので買ってください
とアピールするトヨタです。

私の仕事は、依頼主に最適な車をアドバイスしたり、車の設計
をしたり、ちゃんと造れているか検査することです。
ワゴンRが良い人もベンツが必要な人もいるのです。
たとえば幼稚園のむかえにベンツは必要ないですよね。

重要なのは、それを企画した事があるのか?
      組み立てを指導したことがあるのか?
      乗ったことがあるのか?もしくは乗っているか?
      なのです。

積極的にプリウスを進めるのではなく、そうするかどう
かを一緒に考えようと思っています。
本来はそういう仕事です。
 
 

Toyoda4年ほど前に設計した住宅です、パチパチ
写真をとる人も多く、見た目がよく似た形
式の家が、紀の川市に沢山できました。
昔からある形式を掘り起こしたもので、
オリジナルではありませんがそっくりさん
には正直びっくりです!

 
もうひとつは、どうして積極的に営業活動をしないのか?
(年間数件しか設計する余裕がないのが大きいのですが)
あとで聞くと断られたと思った人が大半・・・
「私で良ければ依頼してくださいね」というスタンスなのです
が=他で頼めばと受け取られるようです。

ほかの人はよっぼど、アピールするのですね・・・
すこし反省・・・

基本的には相談は無料ですが、簡単な図面を除いて提案には
3万円を頂いています。無料の所も多いでしょうが、
実は3万でも大赤字です。

目的は、和歌山の設計料は高いと思っているからです。
テンナント代や人件費などの費用が都会に比べて安いのに、
一流建築家のような10%やそれを超える設計費を必要とする
のはおかしいです。
でも実際に必要なのは、和歌山は過度の広告や相談及びサー
ビスでの案の作成などで、過当競争になっているからです。

工事費の30%とも40%とも言われる、広告営業経費を使う
ハウスメーカーや、工務店より広告営業費を調達できるグル
ープと本来、設計事務所は違います。

相談などは関係ないとお思いでしょうが、実際は年間の働ける
日数は限っています、日当を高くしたり、人を雇う必要が出て
きます。

依頼主にメリットがないように聞こえますが、実際のご依頼主
の費用を下げるには、上記のように間口を狭くする必要もある
のです。

長文になりましたが、読んでくれた人に感謝します。

追記
どんな場合でも、施主が望めばフリーで工務店の入札を行える
立場でいることも重要です。
(施主から工務店の指名を受けた場合は別ですが)

更に追記
トヨタのPばかり連呼していたので、P関係の検索で訪れた人が
4桁に突入しそうな勢い、あまりに気の毒なのでPの名前を減ら
します。

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様変わり

九州最高峰の屋久島宮之浦岳(1936m)に登ってきました。

たくさんの方が(年間9万人)が訪れる縄文杉より6キロほど
先にあり日帰りは困難ですので、縦走する場合は通常、無人の
避難小屋泊となります。

ところが連休を外して登ったにもかかわらず、山小屋は満載で
山中とは思えない人盛り・・・結局テント泊となりました。

さすが一月に35日雨が降ると例えられる屋久島、雨と風の夜と
なり、装備も含めヘビーな行程でした(^_^;)

ちなみに装備の十数キロと、二十歳より積み立てている脂肪貯
金の十キロの合計は二十数キロ、重い〜!の一言です。
やはりダイエットの必要がありそうです。
 
 
Photo栗生岳遠景
洋上アルプス屋久島は花崗岩が
隆起した島ですので、森林限界
を超えるとヤクササの中から奇
岩が顔を覗かせます。
 
 
  
実は屋久島は、十数年ぶりなのですが観光客とレンターカーが
桁違いに増えたのにビックリ!
やはり、世界遺産効果は絶大です!

また一つ、秘境というか長閑な場所が減ったことに、少し寂し
い気持ちになりました。
しかし相変わらず屋久島の人々は親切で、そしてよそ者にもや
さしくし接してくれました。

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お詫び

すいませんでした m(_ _)m
遅いゴールデンウィークを取っていました。

休暇中、お問い合せのメールや電話をたくさん頂いていたよう
で失礼しました。

防犯上、ホームページなどで長期休暇を公表する訳にいかず、
携帯への転送を設定していたのですが、山中で電波が届かなか
ったようです。
今後対応を考えさせて頂きます。

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冷静に

ご依頼主の最近の傾向は、CMなどの影響もあって太陽電池な
どのエコ設備の話が一度は出てきます。

地球温暖化の防止などの大義名分に反対する気は毛頭ないので
すが、「そう言う目的で設置するのか?」とお尋ねします。

「そうです!」とか「楽しそうだから」と考えるかたには設置
は適応ですが、今までほとんどの方は「電気代が安く得になる」
と思っていらっしゃいます。

ズバリ、太陽電池は赤字になる代物で、お金を借りて家を建て
る人がその費用から設置する理由は、エコ以外にありません。
それでも設置したい人が付けるのはOKなのですけど・・・

具体的には、太陽電池の設置率が高い某ハウスメーカーの試算
によると、投資額を回収するのに23年ほど掛かるそうです。
補助金制度や買電価格UPの予定もありますが、まだまだ趣味
の世界なのです(もちろん将来的には、普及するでしょうが)


LedLED照明のダウンライト
年間3000時間使うと8年で蛍光灯より
お得になるとのこと
WCなのでは投資の回収は不可能です。
実は悪役の白熱灯が適しています。
 
 
 
なので、私のご依頼主には一度冷静に考えるよう、御願いして
います。

同じように、過ぎたハイスペックの断熱材や工法をご希望のご
依頼主もいらっしゃいますが、それが高性能で魅力的であるこ
とは認めますが「それは趣味の領域ではないか」とお話します。

私は「性能と価格のバランス」の取れた工法や材料は、すぐに
普及したり、すでに普及していると考えています。
もちろん家づくりに趣味の領域も必要なのですが、わかった上
で判断することが重要です。

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ヒソヒソ

ここ数日、急に暑くなってきました。
幸い、事務所の事務室は2階で窓を開けると良く風が通ります

進めている大規模リフォームの図面を書いていると、なにやら
窓から、玄関の前でヒソヒソ話している人の声が・・・

チラッと見てみると、若いご夫婦のよう・・・

どうもインターフオンを押そうかどうか迷っている様子。

依頼されるまで、積極的に営業しない主義ですので、そのまま
知らないふりをしておこうと図面を書いていると、なにやら聞
こえてきます。

「もしおじさん出てきたらどうしよう・・
           かわいい庭の家にしたいし・・・」

オイオイ
所員ならともかく、所長はだいたい30は超えているやろ
(一級建築士の平均合格年齢は、30歳ぐらいだったと・・・)
みんなオッサンや!!
と心の中でつぶやきました・・・

30代の私、「おじいさん」じゃないだけましでは (^_^;)

結局、踏ん切りが付かないのか去っていきました。

最近は、ホームページや雑誌で調べてくる人が、大半ですので
事務所の仕事や建物を知って来てくれる人が多いのですが、飛
び入りの人もいるのですね。

前の花壇にカワイイお花でも育てていれば良かったのかな?


Photo
玄関前に植えたアイビーが
少しづづ伸びてきました。
建物前面を覆う予定なのですが・・・
まだまだかかりそう。

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時代

雨が続いた連休後半はゆっくりと本を読みました。

十数年ぶりに直木賞作家新田次郎の代表作の「孤高の人」を手
に取り感動(>_<)

私の生まれる前年に出版された本ですので????の人の方が
多いと思います。
実在の登山家加藤文太郎をモデルにした、フィクションですが
実際の登山記録を元に書かれています。
 
 
 Photo昭和初期、限られた裕福な人々のものであ
った登山界に、社会人登山家の道を開拓し、
日本アルプスの山々をひとり疾風のように踏
破していった。
その強烈な意志と個性により仕事においても
独力で道を切り開いた加藤文太郎の交錯する
         愛と孤独の青春を描く
 
 
にわかに、この人、加藤文太郎が注目されています。
別の作家が「新・加藤文太郎伝」を雑誌に連載していますし、
ヤングジャンプで、漫画の連載もしているようです、こちら
は名を借りただけのフィクションらしいですが・・

しかし私は奇遇だと思っていません。
物語の舞台「昭和初期」、書かれた時代「昭和46年」
そして現在「平成9年」
共通点は、すべて大規模な不況に突入した時です。

不透明な時代に、自らの力で人生を切り開いたヒーロー
(ある意味悲劇のなのですが)に対する感心というか憧れが
根底にあるのではと感じています。
突破口を探しているのです。

文太郎を動かしたものは何だったのか?
わかる方はわかる内容で、わからん方には??の内容ですが
私は「力づけられ」頑張ろうと思ったしだいです。

追記
よい物語ですが楽しむには地理や山の風景の素養が重要

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