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2008年3月

黒潮本陣

「最も上と最も下に泊まると良くわかる」

もちろん最上階と地階と言う意味じゃあありませんよね(^_^;)
卒業した設計事務所の上司が教えてくれた言葉です。カプセルホテルに
泊まったこともないし、もちろんながら一泊数十万のスイートに泊まっ
たことの無い私は、何も言えませんでした。
結局その後も、そんな経験を積むことなく現在に到ります。m(_ _)m

たぶん最も安かったのは、学生時代に沖縄のコザの町で泊まったホテル
が2000円位だったかな(米兵用でかなり胡散臭い所でした)。
高かったのは富山にある「ホテル立山」ですね、これは値段というより
標高です、日本一高い所にあるホテルです。部屋が狭いので坪単価で言
うと高額なホテルといえるかもしれませんね。



さて今回泊まった黒潮本陣 、家族の評価点は・・・


内部は黒く塗った木材で統一されていて民家風の意匠です。部屋の中も
ムクの木材をふんだんに使っており、一泊一万円台の旅館としてはかな
り頑張ったところがくみ取れます。また内風呂も御影石を貼った本格的
なもので海がよく見え贅沢な気分になります・・・


Img_0493

 到着するとすぐに雨に海に面する
 崖の上にあり、すこし寂しげな
 ところが旅情的でいい感じです。

 横に温泉を運ぶ車が・・・



特筆すべきは、木造で別棟になっている大浴場で、客室数11部屋には
もったいない位の広さがあり、抜群の景色と温泉以外に海水を涌かした
露天風呂もあり満足満足です。当日は、ほぼ貸し切り状態でゆっくりと
命の洗濯をした次第です・・・
浴室内は非常に落ち着いた照度をしており、ゆっくりと海を眺めること
ができます、一歩間違えばクレームがでるこの照明計画に設計者の勇気
とセンスを感じました。

お風呂あがりの夕食ですが、鰹 とウツボが名産品とのこと
季節外れと言うこともありましたが、
まあ、それなりの価格なのでそれなりのお料理でした・・・


さてさて黒潮本陣の総合評価はジャジャジャン〜70点です!
妻の評価が結構低いものとなりました。なんだかサービスが良くないと
の印象があったようです、別に失礼があるとか不便であると言う意味で
はなく、心づくしのサービスでは無いと言うぐらいの感じでしょうか?

この位の客単価の旅館を計画する上で、もっとも重要になってくるのが
従業員の人件費の問題です。どうしても人件費の掛からないサービス方
式の採用とアルバイトに頼ることになってきます。
良い施設を持っていても、結局のところ人が旅館の印象を決めてしまう
のですね。

と同じかもしれませんね(^_^)
家を建てるのに精一杯の投資をしてしまいがちですが、大きな家を建て
るより、少し余裕があるくらいの方が人生楽しく、家族にとって良い家
となるのかもしれませんね。

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高知を旅しました。

ずいぶん昔に、四万十川をカヌーで旅して以来でしたが、高速道路が
少し延びた位で変わりなく、あいかわらず南国の雰囲気をプンプンさ
せていました。
「よさこい」のせいか、「桂浜の高い波」のせいか、和歌山には無い
地方都市の文化を感じさせます。

会社が終わってから夕刻の南海汽船に飛び込み、徳島にむかい、愛媛
の一部を経由して、祭りに賑わう高知市を抜け、四万十川に着くとも
う東の空は白んでいました。
当時は元気だったな〜と、おじさんのように何度も回想してしまいま
した。それがおじさんなんでしょうね〜
たぶん(^^;)


Photo
最後の清流四万十川
びっくりするほど澄んだ水ではありません。
開発されていない大河と言う意味らしいです。
和歌山で言うと古座川の方が水はきれいでは


今回は朝八時半のフェリーに乗りましたが、高知道の2車線化も進ん
でいてお昼過ぎには高知に到着しました。無駄と言われる田舎の高速
道路もこんな時にはホントありがたいものです。

まあとんだハプニングがあった三日間でしたが、ゆっくりと観光でき
ました。そんな中でも、卒業した設計事務所での私の専門分野とも言
える旅館について一言・・・いや!二言か??
実はチョロっと話したいと思います。

一軒は高知市の城西館、もう一軒は中土佐町の黒潮本陣 
どちらもいわゆる普通の観光旅館です、かなりタイプの違う二館でし
たが、どちらも平日満室の人気の宿のようでした。

次回に続く・・・     のでお付き合いください。

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めで鯛

ひな祭りですね。

我が家にも2歳になる娘がいるので、ひな壇と桃の花を飾ってお祝い
をしました。まだつぼみの、桃が春らしくて良いものです。 
祝い事には鯛を焼くのがお決まりなのですが、これは僕の仕事で、い
つも炭火で焼いています。香ばしくておいしくできると言うのが理由
ですが、実は調理するのが楽しいのが魅力です。

直火で焼くのってちょっとエキサイトしますよね!
焼き肉も冬以外は庭にでて炭火で楽しんでいます。

 
Photo_3
 
ちょっと焦げてしまいました(>_<)
でもおいしく頂けました。 
 
 
 
オール電化だと普段火を使うことってないんですよね。

ガス会社も電力会社も頑張っていますが、和歌山では圧倒的にIH調理
器と温水器を使うオール電化の新築が多いそうです。
私の経験でも、8:2位の差はあると思います。

灯油の高騰や電化の便利さなどの理由もありますが、やはり大きな理由
に都市ガスの整備が遅れていることにあります。プロパンガスでは利便
性や燃費の面で不利が目立ってしまいます。

和歌山市や岩出市の一部など、都市ガスのある地域ではあえてどちらか
に肩入れするつもりは無く、依頼主の希望が一番だと思います。
IH調理器は、調理的に困ることがあると思う方がいるかもしれません
がプロでも無い限り問題ないと、私は実感しています。

まあどちらにせよ、カセットコンロは必需品です。
鍋の場合もさることながら、災害時に重宝間違い無しです!

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設計稼業

「足の裏の付いた米粒」

他の職業でもよく使われる例えですが、
建物を設計する上での国家資格である、いわゆる一級建築士のことです。
取っても食えない、でも取らないと気になる!
うまい例えである意味、よく的を得ていて苦笑してしまいます。

もう一つの設計士の特徴は、仕事は依頼されるものであると言う考えです。
つまり、仕事を自分からお願いしてまわる様な営業は「はしたない」と感
じるプライドです。
これは建築家(自称がほとんどなのですが・・・)と呼ばれる人には昔から
ある考え方です。
依頼主から信頼を受けている方が、何かとうまく行くし実力を発揮しやすい
という点で分からなくもありませんね(^^;)

しかしこの状況は、ここ数年で大きく様変わりしつつあります。
設計事務所も広告を打つ時代となったのです!!

直接見学会などの告知を行う場合、参加している組織(建設会社)がまとめ
て営業広告を行う場合などがよく行われいます。
目にした方も多いのではないでしょうか?
 
 
Photo_3

また雑誌社も広告やコーディネートを行っています。
そうそう和歌山で言うところのA社やS社です。

当事務所も時節柄、「わかやまの建築家24人家づくりの本」
に記載をしています。
価格のわりには面白い本なので機会があればご覧ください。

   
 
 
しかし、普段関わることの少ない設計事務所の情報を得られる反面
それなりの広告コストが直接的または間接的に建物費用に乗ってきます。
営業広告費用が建築費内訳の30%を超えるハウスメーカーに比べるとかわい
いものですが、すこし考えさせられる今日この頃です。

そうそう!これから家を建てられる方にアドバイスを(*^_^*)
広告はあくまでもイメージです。
メーカーそして設計事務所に限らず、実際、竣工後何年も経った家をみせて
もらって下さい。
これからのパートナーの本当の実力が見えてきます!!

だって家は完成時が全てでは無いのですから・・・

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