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黒潮本陣

「最も上と最も下に泊まると良くわかる」

もちろん最上階と地階と言う意味じゃあありませんよね(^_^;)
卒業した設計事務所の上司が教えてくれた言葉です。カプセルホテルに
泊まったこともないし、もちろんながら一泊数十万のスイートに泊まっ
たことの無い私は、何も言えませんでした。
結局その後も、そんな経験を積むことなく現在に到ります。m(_ _)m

たぶん最も安かったのは、学生時代に沖縄のコザの町で泊まったホテル
が2000円位だったかな(米兵用でかなり胡散臭い所でした)。
高かったのは富山にある「ホテル立山」ですね、これは値段というより
標高です、日本一高い所にあるホテルです。部屋が狭いので坪単価で言
うと高額なホテルといえるかもしれませんね。



さて今回泊まった黒潮本陣 、家族の評価点は・・・


内部は黒く塗った木材で統一されていて民家風の意匠です。部屋の中も
ムクの木材をふんだんに使っており、一泊一万円台の旅館としてはかな
り頑張ったところがくみ取れます。また内風呂も御影石を貼った本格的
なもので海がよく見え贅沢な気分になります・・・


Img_0493

 到着するとすぐに雨に海に面する
 崖の上にあり、すこし寂しげな
 ところが旅情的でいい感じです。

 横に温泉を運ぶ車が・・・



特筆すべきは、木造で別棟になっている大浴場で、客室数11部屋には
もったいない位の広さがあり、抜群の景色と温泉以外に海水を涌かした
露天風呂もあり満足満足です。当日は、ほぼ貸し切り状態でゆっくりと
命の洗濯をした次第です・・・
浴室内は非常に落ち着いた照度をしており、ゆっくりと海を眺めること
ができます、一歩間違えばクレームがでるこの照明計画に設計者の勇気
とセンスを感じました。

お風呂あがりの夕食ですが、鰹 とウツボが名産品とのこと
季節外れと言うこともありましたが、
まあ、それなりの価格なのでそれなりのお料理でした・・・


さてさて黒潮本陣の総合評価はジャジャジャン〜70点です!
妻の評価が結構低いものとなりました。なんだかサービスが良くないと
の印象があったようです、別に失礼があるとか不便であると言う意味で
はなく、心づくしのサービスでは無いと言うぐらいの感じでしょうか?

この位の客単価の旅館を計画する上で、もっとも重要になってくるのが
従業員の人件費の問題です。どうしても人件費の掛からないサービス方
式の採用とアルバイトに頼ることになってきます。
良い施設を持っていても、結局のところ人が旅館の印象を決めてしまう
のですね。

と同じかもしれませんね(^_^)
家を建てるのに精一杯の投資をしてしまいがちですが、大きな家を建て
るより、少し余裕があるくらいの方が人生楽しく、家族にとって良い家
となるのかもしれませんね。

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