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キッチュ

「キッチュ」って言葉を使いますか?
 

美術用語ですが建築界でも使います。
ドイツ語らしいですが「まがい物」に近い意味です。

いわゆる「なんちゃって何々」に近い感じですね。

多くの建築家はこの「キッチュ」を嫌う傾向にあります。
よくいう本物志向的なものですね。
 
和歌山に拠点を置くそれなりの建築士もみんなそうでしょう。
もちろん私も例外ではありません(^^;)
 
 
Photo_2
キッチュと言えば彼=松尾貴史の旧芸名
どうしてそうかは知りませんが
大阪芸大出身なので、やはり上記の意味
で付けていたのでしょうね。

  
 
 
簡単ところで言うと、タイル柄やレンガ柄のサイディングを使
わないということです。
もっと言うと、柄や色の無いサイディングにペンキを塗ること
になります。

何故かは、次回に回すとしてこの「キッチュ」のサイディング
なかなかバカには出来ないと言えます。

最近では、特殊なシーリングの登場や、塗膜技術の向上で同じ
費用なら、現場塗りの外壁を上回る性能をもっています。
今後この差は、更に開いていくと思われます。

対費用効果として、既製品をもっとうまく使うことが必要です
し、職人芸がいつまでも「最高」とは言えなくなってくるでし
ょう・・・


大手のハウスメーカーが環境設備を取り込んだ、完成度の高い
工業品を造ってくる現在は、地場の設計事務所や工務店に、ど
の様な価値があるのか、本気で問われる時代がやってきた言え
ます。

キッチュをバカにするだけでは、もうやっていけません。
私は「世間やご依頼主の価値観はどこにあるのか?」を感じる
力だと思っています。

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