ライバル現る
近畿最高峰の奈良県八経ケ岳(1915M)に登ってきました。
吉野から熊野本宮に至る大峰奥駆道の途中にあり、登山道は比
較的明瞭です。
吉野から2日約50キロだそうですが、そんな馬力もなく直下
の行者還りトンネル西口から弥山を経由して八経ケ岳山頂へ。
いつか、本宮へ縦走したいものです・・・
早朝4時に自宅を出発、50分で吉野へ、その後60分で登山
口へ。着いた頃には、山道の爆走による車酔いと初期の高山病
でヘロヘロ。
登り初めに全く調子が出ず、初めて山行の失敗を意識しました。
途中、奥駆道より雲の向こう弥山を望む
八経ケ岳は左奥でフレーム外
結局この雲が増えて、山頂は真っ白で
何も見えませんでした、残念!
なんとか一時間ほどで、登山口から奥駆道へ
急登から脱出してホッとしていると、後ろの方からなにやら子
供の声がしてきました。
そう、今日一日のライバル小学生のお子さん連れの家族です。
この後、抜いたり抜かれたりのデットヒートを十数回
登山は競争ではありませんが、小学生に負けるわけにいかず
オッサンの威厳を見せ付けるため、必死のパッチでがんばるこ
と半日・・・
「こんにちは」と挨拶を十数回、お互いまたこの人か〜
最後に何とかかわしたものの中学生なら確実に負けていました
最近の運動不足とメタボ爆進中を強く意識した休日でした。
さて山の印象ですが、深い山の中を通るこの細い踏み後が本宮
まで続いているのかと思うと神秘的で神妙な気持ちになります。
百名山91番にふさわしい山ですね。
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