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2009年11月

有名人

堺で行われた住宅の見学会に参加してきました。


今をときめく住宅作家の作品だったので、期待大の興味津々

大学同期のコネだったのですが、なかなか住宅とくに東京の
事務所のかたの仕事をみる機会はないので感謝です。

私の好きな系統の家を設計される方ですので、構造を除いて
根本的な疑問を感じる所はなく、うまく作っているな〜って
印象です。 

現在の時代性との相性が良いのでしょうが、かなりの売れっ
子・・・一体なにがそうさせるのでしょうか?

正直な所、同じ作風や実力の方は和歌山にはいないでしょう。
ただ全国的には、かなりの数の方がいると思います。

なのに普通の規模そして価格の家に、東京から半日かけたま
に現場に来るのは果たして正しい設計業界の姿でしょうか?
地産地消と叫ばれている昨今、地元の材料を使うのも良いで
すが、それならば設計という地場の産業も有効につかうこと
を論議されるべきでしょう。
 
 
Photo土佐派の家
高知には風土や伝統にあった家を
認定する組織があります。
和歌山は人工当りの設計事務所の
数は全国有数ですが、文化的には
さっぱり・・・(>_<)
 
 
 
私たち地方の設計者も、東京に負けない実力を持つよう努力
する必要がありますし、雑誌に頻繁に載るかどうか?ようは
有名人かどうかの判断ではなく、信用や実力で依頼して頂け
るよう実績を積み重ねていく必要があります、これから生き
残りをかけた本当の闘いが始まろうとしています。

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柱は?

木造住宅の場合どんな柱が使われているでしょうか?

建物の多くを占める大手ハウスメーカーは集成材を使っていま
す。国産材もありますが、現状ではレッドウッドやホワイトウ
ッドという材が大多数を占めています。

ローカルな地場産ビルダーや設計事務所は、無垢材を使う人が
多いので「接着剤の寿命が不明だ、水に弱い」などと嫌います。
ある意味当たっていますし、ある意味大げさですね。
強度がある、性能にバラツキが無いなど、大量生産には欠かせ
ないメリットを持っています。


無垢材を使う場合は桧と杉で悩むところですが、私の住む紀ノ
川筋では桧が定番となっています。全国的には杉を使う地域も
あり、杉イコール安い家と決めつけるのは良くありません。
 
 
 
Photo_24面スリット柱
通常片面の背割りを4面に設けた
柱で、狂いが少なく曲げ強度も強
いそうです。使いたいのですが、
特許があるそうでみかけせん。

 

一般的に桧の柱は杉の約1.5倍の価格で通常の家の場合は
10万から20万の差が付きます。
果たしてそれだけの価値があるでしょうか?

私の場合は、強度のある紀州材も良いですが、産地が何処どこ
の前に桧であることを第一にしています。
優先順位は 桧>紀州材 です。

いろいろな例外はありますが、主に以下の4点が理由です。

1.
一般的に桧は、防腐性や耐久性が優れており、法律上で優遇さ
れていること。(実際は杉でも赤味部分は耐久性があります)

2.
紀州材の杉のように桧に近い強度を持つ杉もありますが、一般
的に地域によって強度が様々であり、一本一本もバラツキが大
きい。逆にいうと桧は安定した強度を得やすいので、市場原理
に乗っ取って大量に仕入れられた材でも、比較的安心である。

3.
現在の木造は、特殊な工法を除いて、筋かいや合板を釘やビス
で止めることで耐震性を確保しています。
このビスの効き具合という点で、桧は杉よりかなり優れている
と言えます。

4.
自然乾燥にせよ人工乾燥にせよ、杉に比べ桧は乾燥しやすい材
である。
現在、人工乾燥の場合は技術的そして設備的な問題で、高温乾
燥されている杉が多く、内部ひび割れで柱の命であるホゾ部分
の強度が不安定な材もあり、粘りも少ない。
その点、桧は低中温乾燥された材や自然乾燥材が市場で簡単に
手に入る。

てなコトを考えています。
製材所を指定して良い材を確保するのも手ですが、やはり割高
となり、万人向けとは言えません。
上記は一般市場の割安な材を、うまく使う方法と置き換えられ
るのではないかと思います。

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ありがとう

なんとか目処がつきました。

ありがたい事に、ご依頼が重なってしまいここ半年ほど忙しく
していたのですが、ついにスケジュールに行き詰まってしまい
困っていたところに救い主が・・・

古くからの知人が、助けてくれるとの事で2ヶ月ほど力を借り
ました。
もちろん時間的に助かったのもありますが、違う考えや技術に
触れることができ自分自身の勉強にもなりました。

「助かったよ!ありがとう」
 


Photo「ちちんぷいぷい」って番組で家族
写真が流れました。
いやはやメジャーデビュー??
て言うか仕事でデビューしろとの
きびしい声が・・・
 
 
 
もともと自分自身で、全てを検討し全てを把握しないと気が済
まない方なので、所員を考えていないのですが、やはり一人の
限界もあり時に手伝ってもらうのも大切だと思います。

所員を持つことは良いことですが、安定した多くの仕事を得る
必要があり、多くの事務所がそうであるように、プロデュース
会社への登録や広告が欠かせない世の中になっています。

プロデュース会社を経由すると、施主が直接支払うかどうかは
別にして一軒当たり100万近いプロデュース料が発生していま
す。(工事費の5%と公表している正直な所もありますが)

気軽に設計者に会えるメリットがあるものの、私自身はご依頼
主のためになるとは思っていません。

設計事務所としては広告効果のメリットが絶大ですが・・・

それより、大切な資産を有効に使って欲しいです!
どの設計事務所も直接訪れても、よろこんで対応してくれる
と思います、そんなに敷居は高くありませんよ。

HPと年一回発行の雑誌が、私の主なアピールの場ですが、そ
れでも訪れてくれるご依頼主はいらっしゃいます。
そんなご依頼主とお互いに本音の家造りをして行きたいと、
いつも思っています(^_^)

正直、電話番くらいは欲しいですが・・・

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