« ありがとう | トップページ | 有名人 »

柱は?

木造住宅の場合どんな柱が使われているでしょうか?

建物の多くを占める大手ハウスメーカーは集成材を使っていま
す。国産材もありますが、現状ではレッドウッドやホワイトウ
ッドという材が大多数を占めています。

ローカルな地場産ビルダーや設計事務所は、無垢材を使う人が
多いので「接着剤の寿命が不明だ、水に弱い」などと嫌います。
ある意味当たっていますし、ある意味大げさですね。
強度がある、性能にバラツキが無いなど、大量生産には欠かせ
ないメリットを持っています。


無垢材を使う場合は桧と杉で悩むところですが、私の住む紀ノ
川筋では桧が定番となっています。全国的には杉を使う地域も
あり、杉イコール安い家と決めつけるのは良くありません。
 
 
 
Photo_24面スリット柱
通常片面の背割りを4面に設けた
柱で、狂いが少なく曲げ強度も強
いそうです。使いたいのですが、
特許があるそうでみかけせん。

 

一般的に桧の柱は杉の約1.5倍の価格で通常の家の場合は
10万から20万の差が付きます。
果たしてそれだけの価値があるでしょうか?

私の場合は、強度のある紀州材も良いですが、産地が何処どこ
の前に桧であることを第一にしています。
優先順位は 桧>紀州材 です。

いろいろな例外はありますが、主に以下の4点が理由です。

1.
一般的に桧は、防腐性や耐久性が優れており、法律上で優遇さ
れていること。(実際は杉でも赤味部分は耐久性があります)

2.
紀州材の杉のように桧に近い強度を持つ杉もありますが、一般
的に地域によって強度が様々であり、一本一本もバラツキが大
きい。逆にいうと桧は安定した強度を得やすいので、市場原理
に乗っ取って大量に仕入れられた材でも、比較的安心である。

3.
現在の木造は、特殊な工法を除いて、筋かいや合板を釘やビス
で止めることで耐震性を確保しています。
このビスの効き具合という点で、桧は杉よりかなり優れている
と言えます。

4.
自然乾燥にせよ人工乾燥にせよ、杉に比べ桧は乾燥しやすい材
である。
現在、人工乾燥の場合は技術的そして設備的な問題で、高温乾
燥されている杉が多く、内部ひび割れで柱の命であるホゾ部分
の強度が不安定な材もあり、粘りも少ない。
その点、桧は低中温乾燥された材や自然乾燥材が市場で簡単に
手に入る。

てなコトを考えています。
製材所を指定して良い材を確保するのも手ですが、やはり割高
となり、万人向けとは言えません。
上記は一般市場の割安な材を、うまく使う方法と置き換えられ
るのではないかと思います。

|

« ありがとう | トップページ | 有名人 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 柱は?:

« ありがとう | トップページ | 有名人 »