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2010年1月

断熱等級4 その2

私は目を引くような奇抜なデザインを好まないので、デザイン
目当てで、突然ご依頼にいらっしゃるご依頼主は少ないです。

なのに、断熱の話をお聞きにいらっしゃる方が、ぽつぽついら
っしゃいます。
ほとんどの方は、アイシネン(現場発泡断熱材)や羊毛の断熱
材など特徴ある断熱材を使いたいと言うお話です。
 
 
 
Photoアイシネン
現場発泡なので、隙間無く施工できます。
断熱等級4ではちょっと使いにくくなっ
ています。

 
 

もちろんここで、そうですね(素晴らしいですね)と言えば、
話は進むのでしょうが私はこうした話をいつもさせて頂きます。

その断熱は素晴らし特徴(実際に良い)がありますが、どうし
てみんなが使わないのでしょうか?

実際、木造の家においては、断熱材はグラスウール等の繊維系
と発泡プラスチック材のボード系で95%を占めています。

別に建築関係者が不勉強で、特殊な断熱材を使わないと言うこ
とはないと私は信じています。

やはりトータルバランスが大事と言うことです。

そんなに素晴らしく、そして妥当な価格で施工できるなら、
もっと多くのシュアがあって然るべきです。

一般的な費用で、良い家を建てようと思うなら、バランスが
大事です。 一部が飛び出れば、一部が凹みます。

それに、断熱性能を発揮するには工法より施工技術の方が重要
であるということを知って頂きと思います。
きちんと施工すれば、どの工法でも充分な断熱性能があります。

その上で、それを選ばれるのは個人の価値観であり、その場合
は、それをサポートしていきます。
(設計者としては特徴あるものを使いたいものです)

断熱等級4のスペースが無くなったので次回に・・・

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断熱等級4

水曜日 エコポイントの講習会で和歌山市民会館
金曜日 長期優良住宅の講習会で紀南文化会館
と講習会続きでした。
 
 
国としては、新築住宅の1割を長期優良住宅にしたいと考えて
いるようですが、当初のような反応がなく、ちょっと停滞気味
のようです。

税や金利、保険での優遇面がありますが、予算的に敷居が高い
のはネックですね。 特に設計事務所に依頼される方は、自分
にとって何が一番必要なのか、よく検討される方がほとんどで
盲目的に基準ばかりを狙わないようのに感じています。


 
Photo

講習会場が田辺だったので帰り
に白浜温泉に入ってきました。

写真は白良浜のイルミネーション
 
 
 
 
そんな中、「断熱等級4」は今年2010年のキーワードにな
りそうです。
簡単にいうと、建物の断熱性能と窓の断熱及び遮熱性能の一
番高い基準のことなのですが、今話題の住宅エコポイントの
条件となりました。
 

また「断熱等級4」は「フラット35S」の条件としても使え
10年間金利を1%安く借りることができます。

現在一般的な住宅に比べ、費用的に60万(坪1〜2万)必要
と言われていますが、エコポイント30万と金利差を考えれば
充分検討する価値があります、今年中に工事開始予定の方は
注目ですね!

(本来の目的は、断熱性能の良い家ってことを忘れないでね)

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予感

いや〜な予感が・・・

先日、須磨アルプスに登ってきました。
(アルプスと言っても六甲山の一部で八伏山を中心とした標高
250mほどの山々です)

ホントは仕事が満載なのですが・・・
現実逃避というか・・・まあ前から予定に入っていましたので
気分転換に行ってきました。
 
 
 
 
Photo中腹より神戸市街を望む
手前に見えているのが
「淡路島かよふ千鳥のなく声に
 幾夜ねざめぬ須磨の関守」
と詠まれた須磨海岸
 
 
 
登り始めると咳が・・・コンコン
もしや〜(^_^;)
いやな予感が!!!

分かる人は分かるでしょう!
そう、ちょっと早めの花粉症です(>_<)

1月早々なのですが、ネット調べると1m3当たり8個飛んで
いました。何だが毎年少しずつ発症時期が早くなっているよ
うで末恐ろしいです(^_^;)

座っている時間が長い不健康な仕事なので、気をつけなければ
運動不足は大敵です。
まあ、山登りも仕事の一環ってことでお許しください。
以後がんばります。

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