目から鱗
今日は以前、書いたある建築家主催の私塾の第一回目でした。
結論から言えば一番です。
年間回数十回の勉強会・講演・講習会に参加しますがもっとも
密度の濃いものでした。
もともとこの建築家とは、デザイン的には袂を分かつものの
地域材活用の第一人者の一人でありながら、プレカットをうま
く利用し、長期優良住宅などの新しい制度も、積極的に使用す
るなど、柔軟な思考は尊敬できるものあり、まさしくパクリが
いのある人です。
今回は講師として、今話題の・・・
「E-ディフェンスで長期優良住宅が先に倒れた事件」の当事者
の先生から直接解説を聞けたことは、目から鱗でした。
左が金物に不安がある建物、右が耐震等級2
もちろん、左が倒壊する予定が・・・
右倒壊であぜん(T_T)
この事件以後、金物で固めるのは害があるのでは?とか伝統工
法の方が強いのではなど?と偏った考えを聞くコトが多くなり
ちょっと危惧していたのですが、今回でスッキリ!!
くわしく知りたい人は、声を掛けてください解説します。
もうひとつ再確認したことは、品確法や許容応力度に基づいて
計算された木造は、あくまでも壁破壊モデルであるということ
です。(ちょっと専門的かな?)
つまりきちんと構造計算された建物は、壁(筋かいや柱など)
から壊れるので、この部分で建物の強さが決まるということで
す。
他の部分がいくらしっかりしていても、結局この部分で建物の
耐震性能が決まるということは、重要な意味を持っています。
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