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たま電車と紀州材

世間は連休、久々にお休みを頂くことにしました。

安近短で、子供達とたま電車に乗って近鉄へ・・・
 
 
 
Photo
 伊太祁曽駅で対向のおもちゃ電車
をパチリ・・
観光客が、たま電車と乗り換えて
いました。両方乗るのね(^_^;)
 
 
 
  
貴志駅が、たまデザインに建て直し中でした。
ふと現場のぞくと、内部は木を生かしたデザインのようです。

柱は国産材ですが、梁は米松材が使われていました。
ん〜わかる気もしますが、駅と言えば私鉄でも公共施設、紀州
材を使って欲しいものです。

しかも公共施設の場合、紀州材使用にはかなりの補助金が出ま
すので、予算的にもそう厳しいことはないと思います。
ただ、補助金には、やたら手間がかかりますが・・・

私は住宅の場合は、施主の利益や考え方を優先して、木材の種
類を選んで頂いています。やはり米松の梁にはそれなりのメリ
ットがあります。


では、どうして駅舎の梁に紀州材の梁が選ばれなかったのか?
以下は理由としては推測ですが、内容としては現実です。

1. 国産材、特に産地を指定すると、特寸(特別な寸法)を
  指定すると、システム上、割高になりやすく、納期や品
  質が不安定。

2. 複雑な建物や大きい建物は、許容度応力計算という精密
  な方法で構造計算されていることが多いのですが、その
  場合、木材の強度に根拠が必要される。
  米松無等級材の場合はFC22に対し、杉無等級材はFC17
  と法律上設定されており、8割程度の強度になり、
  スマートな設計をしたい場合には不利となる。
  
 
つまり現状でのネックは

紀州材は実際、強度がある材が多いのですが、等級分けされて
いる材が少なく(殆ど無い)ので、強度の根拠の必要な場合は
不利、住宅に関しても長期優良住宅など根拠の必要な建物では
不利となる。

長尺材や規格外の材を使用すると、品質、納期、価格の面で不
利、つまり使え使えの声はあるが、実際の供給能力は低い。
特に公共工事などで、短期に大量に必要な場合に不利となる。

上記の問題は、数年で解決される内容では無いですし、将来解
決されるどうかも不明です。
(ただ、関係者さんは熱心にがんばられています!)

私はCO2と同じで、エコや山を守るために、地域材を使いまし
ょうとか最高の材ですとか言う気はありません。
ただ、地域材も趣があります、補助金もあるので好きな人は、
使ってください、私もお手伝いします。

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