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下が高い

今まで耐震性について話てきましたが・・・
はて、耐震性の良い建物は、どのくらいの予算がUPするのか?

実際は木造部分の費用は、ほとんど変わりません!

間取りなどは制限されますが、耐力壁の増加による増額は計算
に入らない位少ないものです。

では、どこに費用が掛かるのか?
それは、基礎に少し・・・
そして杭が必要な場合、意外にも杭に多額の費用が掛かります。

基礎に関しては、やはり鉄筋の増加、地中梁の設置などである
程度の費用が掛かりますが、数十万円もするものではありません
(計画によっては、基礎の主筋も鉄骨造のようなすごい鉄筋が
必要な場合もありますが・・・)

実際は、耐震性を高めようと考えると杭の費用が大幅に増える
ことがネックとなります!

ただ、杭の関しては、通常の木造建物の場合は確認審査の対象
外の上、長期優良住宅の耐震等級でも耐震性の検討については
審査の対象外です。(長期応力に耐えれば良い)
つまり、杭についてはどれだけ耐震性を上げるは、指針がある
ものの、設計者に任されている領域だと言えます。

なので、耐震性抜群ですよ公言している設計者の建物でも、
杭はノーマルってことが多々あります。
想像できると思いますが、建物が丈夫でも、地盤つまり杭が
弱いと傾いてしまいますよね(^_^;)

つまり「なんちゃって耐震」
 
 
Photo柱状改良杭を造る重機
ドリルで、土とセメントを混ぜながら
コンクリートの杭を地中に構築します。
採用の多い工法で、2M〜8M程度の杭
長さに対応します。 
  
  
 
あなたの家はどうですか?設計中の方は確かめてみてください
まだ間に合います。

イメージ的には、耐震等級と同じ割合ぐらいで費用が増加しま
す、耐震等級2で1.25倍、耐震等級3で1.5倍です。

現在、通常の柱状改良杭より大きなサイズの杭径が必要となり
約2倍に近い費用がかかりそうなケースが発生しています。
金額にすれば、50万以上・・・通常よりUP

現在の理論では、一昔前に比べて基礎と地盤改良(杭)に
多額の費用が掛かるようになっています。
ちょっと、オーバースペックでは?と感じる部分があります
が、証明するすべはありません。
暫くはこの方向で進んでいくことになります。

すこし不謹慎ですが巨大実験つまり大地震が起こると、現在
の方法が良いか悪いかが、具体的に分かってきます。
そう言った歴史の繰り返しで、現在の基準は作られているの
も事実なのです。

PS
耐震性に応じた、杭の性能UPの検討は住宅関しては、行われ
いない建物がほとんです。
されていないからと言って、違法や欠陥ではないので注意して
ください。
(あなたが信じているメーカーや設計者を信じてくださいね)

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