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2010年7月

何をしたいのか

もう「借りぐらしのアリエッティ」は観ましたか?

私は初日にちょこっと観てきました、20代の若者と子連れが
多かったですね。
アリエッティの美しさにちょっと心動かされましたが、正直
「感動しなかった」と言うのが感想です。

そのコトをかなり心配していました、自分は感性が鈍ってきて
いるのではないのか?

観た時に心の余裕が無かったのでは?


それから何日かして、娘が図書館で「アルプスの少女ハイジ」
を借りてきていました。子供の時に何度もみたし、ストーリー
も覚えています。

特に期待もせずに、娘と一緒に観ていたのですが・・・

涙!涙!の大感動

一緒に観ていた、ジイジ(父)も感動していたようです。

 

Haiji
ご存じの方も多いと思いますが
演出 高畑勲
場面設定 宮崎駿
なんですよね
 
 
 
絵も稚拙な数十年前のアニメでも、素晴らしいものは素晴らし
いのです。
この差ってなんなんでしょうか?

それが今回のタイトルです。

私の設計もそれを大事にしていきたいと思っています。

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継手論

木造住宅には、仕口や継手と言われる梁や桁の継目がありま
すが、今回はそのうち、胴差しや桁と呼ばれている部材の継目
である継手と呼ばれる部分をお話しようと思います。

結論から申しますと、通常この部分から破壊して倒壊すること
はありません。

地震の被害や実物大の倒壊実験(Eディフエンス)などを見て
も実例として分かります。

ただし、弱い部分には違いなく、なかにはOUTと見受けられる
建物もありますし、構造設計によっては充分安全にすることも
できます。
 
 
Photo
追掛大栓
手加工の代名詞で強度も高い
120×180の杉材で引張力23KN程度
最近では対応可能なプレカット工場も
 
 
Photo_2プレカットで良く使われる鎌継ぎ
12KN程度の耐力ですが実際は
短冊金物で20KN位まで補強します
心配な場合は羽子板金物や2枚で
補強すれば良い
 

 
なので、2つの継手の違いは、強度と言うよりはこだわり度や
満足度的な部分の差が大きい。
 
 
 
 
ここからは専門的です。

通常の形状の建物では、有事には継手部分に14〜18KNの
引張力が掛かります。短冊金物で補強した鎌継手が20KN
程度の耐力ですので、まあギリギリといったところです。

しかしこれは、あくまでもハウスメーカーのような標準的な
構造計画の場合です、大空間や吹き抜けのように、水平剛性が
無く、耐力壁間距離の多い建物は、上記以上の力が掛かってお
り継手の破壊が考えられます。
継手を設けないか、必要耐力にあった補強を考える必要があり
ます。

逆の言い方をすれば、構造計画によっては、継手部分に掛かる
引張力を数KNにすることも充分可能です。
通常の継手でも安全上、全く問題ありません。

継手は無いに超したことはありません。
可能な限り長い材料を使ったり、強い継手を使うのが良いです
が、ただ費用もかさみます。

私は、構造計画が実は一番大事なのだと考えています。

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腰掛け

ご依頼主のご要望の中によくウッドデッキの話がでてきます。

実現したいのですが、他にもっと必要なものがあって、取り止
める場合もかなりあります。

そんな場合、縁側の腰掛けを提案したりします。

腰掛けってなんか印象の悪い言葉ですが、いわゆる濡れ縁です。
一番実現したいことは、庭でのアウトドアライフであって、必
ずしもデッキの上にいる必要はありません。

実際は濡れ縁の方が、座れて便利なことも多いですし、庇の下
にあるので雨濡れが少なくて長持ちもします。

私の家にも濡れ縁があるのですがよく腰をかけてバーベキュー
をします。

今回も我が家で育てた、トウモロコシを焼いて食べました。

「おいしゅうございました」料理の哲人に出てきたおばさん風
 
 
Photo_2 
もう何十回使ったでしょうか?
コンロはボロボロです。
火おこしはうまくなったので
地震が起こっても大丈夫?

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