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外壁について破

外壁の種類をどう選ばれていますか?

もちろんデザイン的な好き嫌いもありますが、外壁は費用や耐
久性の差が大きい部分でもあります。
慎重に検討したいものです。


当事務所でも、ある程度の予算を外壁につぎ込める場合には
塗り壁を採用しています。工業製品には無い手作り感があっ
て、魅力的ですよね。

ただ、一般的に他の外壁に比べるとリスクが高くサイディング
のように、建物の揺れや下地の不陸を吸収することが苦手なの
で、クラックに弱いと言えます。

もちろん、それに対応した高価な製品もあるのですが、一般的
には、木造や鉄骨造の揺れに確実に追従するのは不可能です。
 
 
なので塗り壁はダメいう結論ではありません。
やはり、自然の摂理にかなった部分に使うことが当然ながら重
要なことなのだと思います。

昔ながらの日本の家は土塗り壁ですが、板でカバーしたり長い
屋根庇を持っています。塗り壁を得意とするメーカー住友林業
の家も必ず庇をもった家となっています。

木造の場合は、もしものクラックに備えたり塗り壁の汚れを防
ぐには、塗り壁と屋根庇は切っても切れない関係にあります。
 
 
 
Photo_3茶色の部分が塗り壁部分です。
凹凸のある自然素材なので
深い庇で汚れや雨水を防いでいます。 
オリジナルの特注色なので、同じ素材
で同じ色を見かけることはありません。
 
 
 
当事務所では必ず塗り壁は普段、雨水が掛かりにくい場所に設
定しています。誰もが知る当然の理屈なのですが、実際はサイ
コロのような箱形の家を塗り壁で仕上げている場合は、多々あ
ります。


なぜならば、奇抜でカッコイイからです。

設計士もその魅力にメロメロなのですが、ただグッと堪えて
施主にリスクを偏りなく説明するのが、本当の職能だと私は
考えています。

一部の裕福な方を除き、メンテナンス費は建物と施主にとって
とても重要な要素ではないでしょうか?

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