E90
昨年、注文した杉の梁が届きました(^_^)v
(といっても自分で買いに行ったのですが)
これは設計事務所としての備蓄用で、物件によって工務店に
支給するためにものです。
木(特に化粧材=見せて使う材)は仕様書だけでは、表現しき
れない品質があって入札などの価格競争が難しい材料です。
かと言って細かく注文を付けたり、急ぎの注文をすると値が上
がったりします。まさに生き物です・・・
(お得な目玉商品のような材もでたりします)
信用ある製材所を指定する手もありますが、私の知っている限
りでは、やはり割高です(当然なので悪くは無いのですが・・)
品質に見合った材(化粧材)の価格で、確実にご依頼主にお届
けするには、設計事務所が支給する形が良いと考えています。
杉の化粧用特一等材E90(紀州)
当事務所では梁を許容応力度計算している
ので強度を測定していない杉の無等級材E50
相当は全く使い物になりません。
数本単位でも安く使えますし入札物件では威力を発揮します。
減圧乾燥なのでほとんど焼けていません。
資本的には大変ですが、木の目利きをするのが好きですし
幸い田舎なので農業用倉庫で保管及び乾燥することができます
有名な大阪のM事務所のように、倉庫を借りてまでは出来ませ
んが、小谷建築設計事務所として納得のいく仕事が出来るよう
な環境を今後整えていくつもりです。
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