« 2011年2月 | トップページ | 2011年4月 »

2011年3月

なんでも鑑定団

石山修武設計の幻庵を内覧できる機会を得ました。


Photo_3
70年台の記念碑的な住宅(別荘)です。
セルフビルド的な味わいがありますが
もちろんセルフビルドなんて無理です。

石山氏が「野武士」と呼ばれたのが
納得です。
 
 
 
重要なモニュメントであることが前提の上ですが・・・

結構、専門家への見学会が行われているようです。
人の事は言えませんが、大の大人が行列で訪れるのは奇妙な光
景です。

つまり、骨董品なのです。
ある、グループの人に価値があり貴重品
その他の人にはただの古びた茶碗です。


私は普通の人でありたい・・・骨董品の趣味を持った。
(一般の人の建物を預かる以上)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

便利

紀の川市とJRが共同で設置した打田駅(和歌山線)南口が供
用を開始しました。

事務所から約100Mの地元ですので是非にと設計監理を請け
負いました。 小さな工事ですが、関係機関や地元折衝等で
10ヶ月の歳月を要しました。
同然ながら100%赤字(>_<)
 
 
Photo
ちょっとした工事ですが案外高額です。
赤字路線ですが、紀の川市の顔ですの
で今後の整備も必要だと思います。
 
 

 
もともとボランティアのつもりですので、赤字は問題ないの
ですが、色々各所の意見の主張にはちょっと閉口でした。


しかし、近くの那賀病院や南側の有料駐車場に止めている方
はグッと便利になりました。
位置的には、当事務所の専用乗り口が出来たようなものです
素直に喜ぼうと思います。
電車で来るご依頼主は、いないと思いますが、都会??に
なった気分です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

クラクラ

先日は構造計算の講習会で大阪の高層ビルにいました。

講習を受けていると頭が「くらくら」一瞬、風邪で高熱が出た
のか?と思いました。

高層ビルの今後の課題である長期周期振動であることは、その
後すぐに分かりましたが、ガタガタと揺れるのとは違う怖さが
ありました。
 
 
Photo
18階のビルでしたが結構揺れました
ゆっくりですが振幅が大きく
もう少し揺れると損傷がでるな〜と
いった感じでした。
 
 
 
その時レクチャーを受けていた木造用の「許容応力度計算」は
3階以上や500㎡以上の木造を計算できる、精密な計算方法
です。

和歌山県の意匠系(デザインする人)の設計事務所で自ら
「許容応力度計算」計算しているのは数人だと思います。

(壁量計算しかしていない、お粗末な事務所が多数あると思わ
れますが、そう言ったところはデザインと違って依頼主には分
かりづらいところです、困ったものです)

もちろん、構造計算事務所に外注するという方法もありますが
住宅な様な小規模建物は、自ら計算する方が正確で的を得た計
算ができると私は考えています。

意匠系の設計者が構造の知識を持つことはのメリットは計り知
れない物です。

不謹慎ですが、今回のような震災がないと、差が分からない事
ですが、信念をもってやっています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

仕組み

パソコンやプリンターは設計事務所の大事な仕事道具ですので
それなりの物を使っています。


A3カラーレーザー複合機、A3モノクロレザープリンター
B4レーザーFAXとレーザー3台体勢なのですが・・・

複合機が初期の製品とあって、A3のFAX出来ないのが最大
の難点です。事務所開設以来ずっと困っていたのですが、
今回無事解決しました。

なんとインクジェットながらA3のFAXが出来るプリンターが
36,000円で販売されていました。しかも5,000円の
キャッシュバックもあるとのこと!
 

Mfc6890cntopmainl
ブラザーのインクジェット複合機
安いA3機として、ある意味有名
しかし、プリンターとしてはE社
やC社の足下にも及びません。
 
 
 
安い理由は簡単です、新型がもうすぐでることと、インクジェ
ットプリンターは本体が原価並に安く、インクを売って儲ける
ビジネスモデルだからです。

しかしFAX送信にしか使わない、私はインクが必要ありません。
使ってみるとFAXとしては充分な性能です、すごく得した気分
です。

設計事務所も同じです、自分に必要な人(性能)を選べば、
お得に建物を実現できる方法です。

貴方が本当に必要としている事は何ですか、派手なデザイン
や広告には別な側面があると思って間違いありません。


小谷建築設計事務所は、ご依頼主に内訳をご説明できない仕組
みは一つもありません(^_^)
ご依頼主から頂いた設計料のみで全ての活動しています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年2月 | トップページ | 2011年4月 »